0.33℃/h

今回も???なタイトルとなりましたが、これも家の性能を示す指標の一つとなります。評価方法は一般的ではないかも知れませんが、普通に人が住んでいる状態で夜間暖房をOFFにした際の温度降下を表しています。0.33℃/hというのは1時間当たり0.33℃温度が下がるという意味です。

測定した家では、リビングの照明にソニーのマルチファンクションライトMFL-1100Sを使用しており、室内の温湿度をモニターすることができます。

この、マルチファンクションライトがなかなか優秀で、Bluetoothスピーカーやテレビのリモコン、エアコンのリモコンの機能も持っており(一部オプション)、これらを音声操作したり、外出中にエアコンのスイッチをON/OFFすることもできます。この辺りは、他のサイトを見ていただくのが良いと思いますので本題に戻ります。

下写真はとある冬の日(外気温が3℃程度)の日の、エアコン(暖房)をOFFにしてからの温度推移を示したものです。就寝時にエアコンOFF、その後の温度低下は0時から3時当たりの部分がわかりやすいですが、タイトルの通り、3時間で1℃、1時間当たり0.33℃となります。

もちろんこの間も24時間の換気は続けられています。そして朝5時にタイマーでエアコンON、起床する6時ごろには室温を19℃程度に回復させています。もしくは朝6時までエアコンをOFFにしていても18℃位になる見込みです。普通の家で就寝前に暖房を切って、朝起きるころには何度位低下しているでしょうか...

また、エアコンを24時間入れっぱなしにする運用法もありますが、この家では睡眠時の温度低下が小さいため、夜間と日中の温度が上昇する時間のみエアコンをOFFにしています。頻繁にエアコンをON/OFFすることは機器の寿命を縮めますが、1日に数回、数時間のOFF時間を設けることは電気代も、エアコンの寿命にも良いと考えます。電気代については次回報告させていただきます。

もちろんこの結果はその家での結果であり、家の大きさや窓の面積、家族構成などで大きく変化する可能性はありますが、このような暮らし方ができるという一例となります。

 

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