屋根裏の話のつづき

前回は屋根裏の話から床下エアコンに脱線してしまいましたが、今日は屋根裏をメインにお話ししたいと思います。

「涼温換気の家」では、空調システムを天井と屋根の間に設置する必要があるため、必然的に屋根裏部屋ができる構造になっています。屋根裏は機械室や収納など、常時使用しない前提で、床から天井までを140cm以下にすることで床面積に算入されませんので、涼温換気システムのために床面積が増えるということはありません。一般的な家では、屋根裏は夏になると温度が40℃以上、場合によっては50℃にもなるようなこともありますが、高萩建設の家では、外断熱通気工法なので、真夏でも涼温換気システムが稼働していればロフトでも温度コントロールができ、25℃前後、暑くても30℃を超えることはありません。湿度も地面からの高さが高い分、1階に比べ低くなる傾向があるので、持ち出しの頻度の少ない貴重品やお子様の学校の成果物などの保管にはかなり良い環境になるのもポイントとなります。

機械室兼倉庫になります

可能な限りダクトを空中配管し、床スペースを広げます

また、夏の温度が上がらないメリットを生かして、ロフト部分にご主人の秘密基地を作ることも可能です。実際にコロナ禍のテレワークで活躍しているようです。

天井が低いので座椅子限定ですが、集中できるホームオフィスの完成

実際ロフトを作っても夏場の気温が上がりすぎて(屋根に近いところなので当然ですが...)使い物にならない、というお家も多いようですが、高萩建設の家はこういうこともできてしまいます。図面ができてしまってからでは難しいですが、打ち合わせの初期段階でご希望を出していただければ、きっとお応えできると思います。